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従来の画像処理および圧縮スタンダードには、主に2つの演算処理方法があります。処理専用に開発された専用回路ASICは、コストパフォーマンスが高く消費電力が低い長所がありますが、特定のデザインをターゲットとしているため汎用性は乏しくなります。 DSPは数値演算処理に特化したプログラマブルなプロセッサですが、より高い画像品質を求めるためにはコストが上がる難点があり、その特色を生かしきることができませんでした。
◆ BrightScale Array Architecture
新しいアプローチのパラレルアーキテクチャー
BrightScaleが開発したBrightScale Array Architecture(特許取得済み)は 、 まったく新しい試みから開発されたパラレルアーキテクチャです。BrightScale Arrayは、同一シリコン上のローカルメモリ内に何千個ものRISCに似たプロセシングエレメントを配置し、分散処理を組み合わせています。これは、多くの大手一流半導体メーカーのR&D拠点において盛んに開発の取り組みが行われてい るプロセッサ内蔵のメモリ(PIM)を進化させた形です。BrightScaleは、業界初となる高性能かつコストパフォーマンスの高いPIMを実現したのです。
BrightScale Arrayは、バルクCMOS技術を使用したうえで、独自のインタープロセッサネットワークを組み込み、かつてないレベルのメモリ帯域とリニアな拡張性を実現しまし た。BrightScaleのプロセッシングエレメント (PE) は、連続した命令ストリームを実行するプログラマブルなBrightScaleコントローラによって制御されています。こうしたアレイプロセッサのソフトウェ アアブストラクションによって、お客様の満足度を向上させる新たな製品開発へとつなげることできます。
このようにBrightScale Arrayは、RISCコアの効率性、SIMDのスケーラブルな性能、そしてDSPの簡素性、これらをすべて統合したテクノロジなのです。
BrightScaleの開発チームは、2005年にBrightScale ArrayをTSMCの0.13mmプロセッシングに実装しました。このプロトタイプチップは、FPGA内で動作するコントローラと4096個のプロセシングエレメントが組み込まれたものでした。このデモンストレーションプラットフォームは、1秒間に200メガピクセル以上でカラー処理を行い、また1秒間に10ミリワット/メ ガピクセルでJPEG画像の圧縮処理を可能にしたプロダクションチップの基盤となりました。性能と消費電力、拡張性のいずれにおいても優れているという確証を得たことから、2006年に特許取得済みのBrightScale Arrayを実装したシステム・オン・チップのプログラマブル・メディア・プロセッサ BrightScale BA 1024の開発に成功したのです。
BrightScale Array and Processing Elements (PE)

◆ BrightScale Arrayの強み
パフォーマンス
- 複数の同時データ・ストリームにより、codecおよびポスト・プロセシング双方の ニーズに対応
- DSPやRISC CPU等の汎用プロセッサと同等のプログラマブルな機能を実現
- 市場への製品投入リードタイムを削減し、より多くの製品をリリース可能
- ハードウェア・ソフトウェア、双方に柔軟に対応できる拡張性により、同一製品 ファミリや性能レベルに理想的なプラットフォームを実現
- プログラマビリティにより、OEM製品に関わる企業に、画質向上や最新codec向けの専有アルゴリズム活用を支援
- ASICソリューションの場合と同等の消費電力での性能発揮を実現
- DSPベースであるプログラマブル・ソリューションと比較して10分の1の消費電力
- ソフトウェア・ベースのインプリメンテーションにより、ASICと比較してもさらに低コストな新規開発および新規機能向上が可能。
詳細情報については BrightScale
BA 1024 (PDF)の製品カタログをご参照ください。


